ニュースを見ていると、新型コロナウィルスの流行によってあたかも日本全体が不景気になっているように見えてしまいますが、例えば以下のように伸びている業界もあります。
医療・衛生用品業界
マスクを始めとして、ハンドソープや消毒液を販売している業界は、需要が大きく伸びています。
IT業界
ソーシャルディスタンスの維持が求められ、政府からもテレワークが推奨された結果、関連するシステム、機器、サービスを取り扱う業界は大きく伸びました。
物流系
ここ数年「フリマアプリ」などのサービス系ビジネスが急成長してきた中、新型コロナウイルスの影響によって「外出」がはばかられ、各大手のEC事業者に加えて「個人間」での取引も急増しています。それに伴い、ネット通販に関わる市場や業界が全体的に大きく伸びました。また、それらの影響によって物流系の需要も大きく伸びており、最近では、大手のEC事業者が、独自の物流網を構築するなど、各社が力を入れて対応しています。
白物家電
一部の製造業では不景気と言われているものの、白物家電などの分野では、外出を控える動きにあわせて需要が拡大しました。
ゲーム業界
家の中でできる娯楽として需要が拡大しました。
ゲーム機器本体の品薄状態がニュースになるほどの状況にもなっており、転売業者が未だに買い占めを行っているような状態です。
さらなる新しいゲーム機器のリリースなどもあり、しばらくは好調を維持するのではないかと言われています。
ニュースや求人などの情報を掛け合わせれば好調な企業を見つけ出せる
今回ご紹介したように、コロナショックによる失業がクローズアップされていますが、同時に好調な業界も探せば見つかります。
残念ながら雇止めや解雇をされてしまった方も、こうした情報収集を行うことで、今までのキャリアを活かした環境が見つかるかもしれません。
探し方はニュースを広く読むことや、求人情報を見てみて「今どの業界が好調なのか」「求人が多い業界はどこか」などを自分なりに考えてみることが重要かも知れません。