転職をするときに最初に考えることは、どの業界に入るかではないでしょうか？
さまざまな業界を観察してみると、人手不足に困っているところがたくさんあります。
たとえ未経験だったとしても、働きながら学んで行けば良いところも多いです。
転職を考えている人は仕事がある場所に移って働くのも、1つの方法ではないでしょうか？
1.人手不足の業界について
人手不足の業界と言われている中でも、特に深刻なところは以下の5つがあります。
・建設
・福祉
・飲食
・宿泊
・運送
なぜ人手不足に悩まされているのか、その原因を探ってみると以下のものがあります。
・技術革新が進んでいない
・業務の「外注化」が進んでいない
・労働環境が悪い
古くからある業界は「アナログな業務」を、マンパワーを使ってやっていることが多いです。
サービスの自動化や機械にまかせるというような、ITの導入がそれほど進んでいません。
社内に知見を持っている人がいたとしても、それほど良い待遇ではないため、転職してすぐに別の場所へ移ってしまいます。
結果として社内にノウハウが蓄積されず、古いまま変わらないことが多いのです。
2.人手不足の業界にもメリットがある
人手不足の業界は労働環境が悪くて大変、そんなイメージがあるかもしれません。
ただしそれは一面的な見方であり、場合によってはチャンスと捉えることもできます。
人手不足の業界に転職するメリットとしては、大きく以下の3つが挙げられます。
・未経験でも採用されやすい
・裁量権のある仕事を任されやすい
・出世がしやすい
責任ある立場をまかされるまでが早く、自分の思ったとおりに行動ができます。
そこで結果を残すことができれば、会社から高い評価を得て自身の出世へと繋がります。
課題や問題解決に注力することによって、会社は良い方向へと進んでいくのです。
3.人手不足の業界には必ず課題がある
人手不足に悩んでいる業界には必ず課題があり、その問題解決を切実に求めています。
・労働環境が悪くて人が定着しない
・給料が上がらずに満足度が低い
・従業員のモチベーションが保てない
なぜそのような事態に陥っているのか？どこに手を加えれば改善ができるのか？
従業員の気持ちを真剣に一緒に考えて、より働きやすい環境づくりができれば…。
やがて業績は上向いていくことになり、従業員満足度も少しずつ向上していきます。
あなたは会社から貴重な存在となり、重要なポジションに就くことができます。
同じ業界でずっと働いている人は、視野が狭くなっている可能性があります。
外から新しい風を取り入れることによって、何かが変わっていくかもしれません。
転職はそれができる最初の一歩であり、物事が始まるきっかけとなるのです。