女性が働きやすくて人気の仕事は、営業職?

女性が働きやすくて人気の仕事は、営業職?

「女性が長く働ける仕事=事務職」というイメージを、ほとんどの女性は抱かれると思います。サポート業務なのでノルマがなく、ワークライフバランスが整うので、面談をする中で、事務職を希望される求職者様が非常に多い状況です。

昨今、事務職の正社員求人数は縮小傾向にあり、厚生労働省の「一般職業紹介状況(平成30年2月分)」によると、事務職の有効求人倍率は0.47倍となり現在の職業全体の有効求人倍率1.58倍に対して、非常に低い数値となります。

事務職は求人数に対して求職者数が多く、かつ現在は業務のアウトソーシング化などにより正社員の求人数が減り、経験者が優遇されるようになったためさらに倍率が上がっています。
つまり、事務職を目指した転職活動は長期化することが考えられ、またせっかく内定が出たとしても希望条件が満たされない可能性もあるため、事務職のみを目指して転職活動をスタートするとリスクがあると言えます。

意外にも? 女性に人気な業界・仕事内容?

女性が敬遠しがちな営業職。”営業”と聞くと、「ノルマがきつそう」「大変そう」と思っていませんか? 実は、意外にも働きやすい企業が多数あります。

また、未経験からチャレンジできる求人が多いのが営業職となります。営業と言っても一概に一括りにはできない職種になり、法人営業、個人営業、カウンター営業やキャリアカウンセラーなどを代表する反響営業など、様々な仕事があります。

無形営業の具体的な人気職種は、生命保険営業、キャリアアドバイザー、賃貸仲介営業、広告営業などとなります。

無形営業の魅力は?

顧客が抱えている課題の発見と、それを解決するための提案を行う力が身につきます。一度身につけた営業のスキルは、同業種・他職種どちらの転職においても役立つため、女性の様々なライフイベントに合わせたキャリア形成がしやすい業界となります。
また、客観的に見て、どの企業も女性が多く在籍しているため育休産休制度をしっかりと整えており、育休を取られて、復帰される方が非常に多くいらっしゃいます。
例えば、某生命保険会社については、育休産休の取得率100%と高い数値となっております。
会社側にとっても営業の場合、事務職より戻ってくるポスト準備がしやすく、復帰後も以前のポストに戻ることができ、受け入れの雰囲気をもよく、育休・産休が取りやすい環境であります。

女性が本当に働きやすい仕事って?

女性が働きやすい仕事とは決して「事務職」のみでなく、実は、育休産休の取得環境が整っている営業職の方が、女性のキャリア形成がしやすく、ご自身のスキルアップにも繋がる職種であるといえます。