履歴書の生年月日は西暦・和暦どちらでも良い
履歴書の年表記に明確なルールはないため、生年月日は西暦・和暦どちらで書いてもOKです。
「平成〇年〇月生まれ」と書くか、「19××年×月×日生まれ」と書くか、自分が書きやすいほうを選びましょう。
企業側から表記指定があれば従うこと
企業側から、「年号は西暦で表記すること」など指定がある場合は、必ず指示に従いましょう。
企業によっては、従業員のデータを西暦で統一している場合があり、和暦で書類を提出すると
西暦に換算する手間がかかってしまいます。
生年月日を書く前に書類を隈なくチェックし、注意書きの見落としがないか確認しましょう。
履歴書に生年月日を記載する際のルール
1.履歴書内の年表記は西暦・和暦どちらかに統一する
1枚の履歴書で使う年表記は、西暦か和暦かどちらか1つに統一しましょう。
そもそも、履歴書は自分の経歴を時系列で説明するもの。
西暦と和暦が混在していると、時系列が分かりにくく配慮に欠けた印象を与えかねません。西暦で生年月日を書いたら、ほかの項目も西暦で書き、読みやすい履歴書に仕上げましょう。
2.省略せず正式名称で書く
履歴書はビジネス文書なので、年表記は省略せず正式名称で書きましょう。
西暦の場合、「1998/5/3」と「/」で略さず、「1998年5月3日」と書く。
和暦の場合は、「H.」「R.」などアルファベットで略さず、「平成〇年」「令和〇年」と書くのが正しい書き方です。
また、同じことを繰り返し書く場合も、「同上」や「〃」などと省略せず、正式名称で記載しましょう。
3.生年月日は算用数字で書く
履歴書の生年月日は「一、二、三」という漢数字ではなく、「1、2、3」という算用数字で書きましょう。
履歴書は横書きのため、漢数字を使うと読みにくくなるからです。西暦・和暦どちらの場合も算用数字を使い、読みやすさを意識しましょう。
固有名詞や熟語は漢数字で書く
履歴書は横書きですが、数字が入った固有名詞や熟語は、漢数字で書く。
間違えないよう、「カウントする数字は算用数字、カウントしない数字は漢数字」と覚えておきましょう。
4.「令和1年」は「令和元年」と書く
和暦で書く場合、「令和1年」は「令和元年」と書くのがマナーです。公的書類では、改元した年を「1年」ではなく「元年」と表記するため、履歴書でも書き方を合わせる傾向にあります。
令和は「2019年5月1日から」
和暦は表記に注意しよう
令和は2019年5月1日から始まったため、2019年は平成と令和が混在する年です。書き間違えを防ぐためにも、それぞれの期間を確認しておきましょう。
・2019年1月1日~4月30日=平成31年
・2019年5月1日~12月31日=令和元年
2019年は「4月までは平成、5月からは令和」なので、年号を書き間違えないよう注意しましょう。
履歴書へ年齢を記入する際の注意点
履歴書をはじめとする応募書類へ年齢を記入する際も、下記のような注意が必要となります。
履歴書には満年齢を書くのが決まり
履歴書の年齢欄には、満年齢を書くのが決まりです。
満年齢とは、生まれた年を0歳とし、誕生日ごとに年齢が1歳ずつ上がる数え方のこと。
履歴書自体に「満〇歳」と指定している場合もそうでない場合も、満年齢を記入しましょう。
履歴書を提出した段階での年齢を書く
作成した段階ではなく、提出した段階での年齢を書きましょう。
郵送の場合は「ポストに投函した日」、手渡しの場合は「企業に履歴書を持参した日」が提出日です。
誕生日と提出日が近い人はタイミングに注意し、間違えないようご注意ください。
西暦・和暦は早見表で確認するのがおすすめ
西暦・和暦は間違えやすいので、困ったときは早見表を使うのがおすすめです。早見表によっては、小学校入学から大学卒業までの入学年・卒業年を一気に算出してくれます。