自分自身の市場価値の目安にもなる「資格」。
一定のスキルを持っていることを証明できるため、転職活動で有利に働くことがあります。
今回は、年齢や職種を問わずに幅広く役立つ資格を3つご紹介します。
1.MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
マイクロソフトオフィス製品のWord、Excel、PowerPoint、Access、Outlookなどの利用スキルを証明する資格です。MOSが役立つ職種はたくさんあり、事務職であれば、議事録や資料作成にWordやPowerPointのスキルを活用できます。営業職であれば、プレゼンテーションでPowerPointを使うこともありますし、人事職では人材データの管理にWordやExcelが使われます。MOSの知識は職場でのパソコンを使った業務や作業の効率化が図れるので、持っておくと役立つ資格の一つです。
2.TOEIC(R)L&Rテスト
世界で圧倒的な認知度を誇る、英語のコミュニケーション能力を証明する資格です。上場企業の約6割が採用時にTOEICを参考にしていると言われており、ほとんどの企業が英語力の指標として活用しているのがTOEICです。英語の「読み」「書き」が最低限こなせることを証明するには600点以上、英語力をアピールするには700点以上のスコアを獲得すると良いでしょう。
3.日商簿記検定
実務で役立つ経理・会計の知識を身に付けることのできる資格です。時代に左右されない高いニーズがあるため、転職でも有利に働きます。一般的には2級以上の合格者が高く評価されますが、3級であっても最低限の簿記の知識は身についているため評価されます。知識ゼロからでも1か月ほどで簿記検定3級に合格する人もいますので、まずは3級から勉強を始めると良いでしょう。
資格を取得しておけば、転職時の応募の幅を広げることができたり、入社後も年収アップにつなることもあります。積極的に資格取得にチャレンジして、転職に役立たせましょう。