仕事を辞めて新しい仕事を探すときは、誰もが大きな不安を抱えています。
転職活動がなかなかうまく行かずに、思いのほか長引いてしまうことも多いでしょう。
転職時に空白の期間があったとき、それはマイナス評価になってしまうのでしょうか?
空白期間のことを説明するときは、どんな風に答えれば相手が納得してもらえるのでしょうか?
転職時の空白期間について、詳しく見ていきたいと思います。
仕事の辞め方は人によって大きな違いがある
仕事の辞め方は人によってさまざまで、各個人で考え方が大きく異なってきます。
会社を辞めるときの姿勢として、大きく以下の3つに分けることができます。
・しっかり準備をしてから辞める人
・とりあえず辞めてから考える人
・何も考えずに辞める人
上記のように自分で決められる分には良いですが、そうではない場合もあります。
・解雇を言い渡されてしまった
・会社が倒産してしまった
・事件に巻き込まれてしまった
仕事の辞め方は面接で必ず聞かれるため、理由をハッキリさせておく必要があります。
転職に空白期間があっても良い?
転職活動のときに空白期間があるのは、転職において不利になるのでしょうか?
例えば6ヶ月の空白期間があったとき、それはマイナス評価になってしまうのでしょうか?
結論としては、相手が納得する答えが用意できていれば、ほとんど問題はありません。
履歴書にある空白期間をしっかりと説明して、相手をうまく説得できれば大丈夫です。
・仕事に必要な資格の勉強をしていた
・実家にいる親の介護をしていた
・友人の仕事の手伝いをしていた
また、空白期間にゆっくりと休んで、自分を見つめ直したい人も多いのではないでしょうか?
海外旅行に3ヶ月行っていたといった内容でも、それほど大きな問題はありません。
以下のことをしっかりと説明し、採用することのメリットを伝えられれば大丈夫です。
・その経験は自分にとってどんな位置づけなのか?
・その経験を通じて何を得られたのか?
・その経験は具体的にどんなことで会社に貢献できるのか?
何もせずに単にダラダラと過ごしていたら、企業からすればマイナス評価となります。
空白期間にもきちんと意味を持たせて、企業にとってメリットが大きいことを伝えれば…。
空白期間の振る舞いから自分で積極的に行動できる人、という風にポジティブな評価が得られるでしょう。
空白期間は決してネガティブなものではなく、むしろチャンスと捉えた方が良いです。
人生においてたっぷりと時間が取れる機会は、それほど多くはありません。
自分をリセットできるチャンスであり、新しいことに挑戦できる数少ない期間です。
空白期間に得たものをしっかりと伝えて、自分は価値ある人間だとアピールしましょう。